OSC東京2日目の朝、翻訳/L10n BoFに参加しました。
@okano_t さんが中心だったのですが、かずはまさん(Ubuntu)、みずのさん(Ubuntu)、まつざわさん(Gnome)、まつざわさん(Mozilla)、おがさわらさん、等が参加してくれました。全参加者の名前を覚えきれてないので、その点はご容赦ください。
ドキュメントが訳されない、という問題もあるのですが、古い訳文が残ってしまう、というのも問題だ、という指摘がありました。原文のドキュメントだけ新しくなる、という状況ですね。そうすると、日本語訳を読んだ後に、原文を参照して確認する、という作業が必要になります(これを怠る人が obsolete なことをしてしまう危険がある)。リソースが足りないなら、いっそのことドキュメントは日本語化しない、という選択肢も有力なのかもしれません。
プロジェクト間で共有するとき、ライセンスの違い等で、簡単にマージできない、という話も出ました。翻訳参加者全員にライセンス同意のサインをしてもらう、というのは大変で、現実的でないかもしれません。
話が Ubuntu 等 Linux 中心になってしまいましたが、やれる(やりやすい)所から協力していければ、と思います。私も Ubuntu コミュニティや Canonical にはお世話になっていますし。
ブースで話の出た、「差別用語」をどうするか?という話は重要な気がします。color blindness は、色盲、色覚異常、色覚特性、等からどれを選ぶべきか。Gnome のまつざわさんによると、自分たちで決めるよりは、外部団体で使用している用語に揃えるほうが良いらしい、という話でした。
人的リソースが足りない、という問題だけでなく、様々な問題、課題が議論できたのが良かったと思います。