神田敏晶さんが出版した「twitter革命」出版記念特別セミナーに参加しました。
ツイッターを知らない方のために、簡単に説明しておきます。投稿は一度に 140文字まで。投稿のことを「つぶやき」と呼びます。リンク URL や、相手の ID も含めて140文字までなので、一度に書けるのは限られます。アルファベットの場合は140文字はかなり短いと思います。一方、日本語の場合は、実は結構な情報が書けます。なぜなら、140バイトではなくて140文字だからです。日本語と英語の両方でつぶやいてみると、違いが実感できます。
以下は講演内容と私の感想です。当日の資料、プレゼン動画が、【大阪】11月25日(水)開催 「Twitter革命」出版記念特別セミナー で公開されています。
フォロー数が 1000人、2000人と多くなっても、そんなに変わらないらしいです。もしかしたら、実際に発言を追いかけて、コミュニケーションをとる相手がそんなに変わらない、ということかもしれません。専用クライアントソフトには、フォローしている人をさらに分類できる機能を持つものもあります。最近は conversation list を作っている人がいますが、あんな感じのものが作れます。
短縮 URL について。bit.ly が、ジャンプ先をチェックしてくれます。短縮 URL は、リンク先の URL が不明なのが欠点で、「フィッシングサイトかもしれない」という心配が常にあります。実際、tinyurl.com は無差別に短縮してしまう仕様だったらしいです。wordpress.com の場合は wp.me という automattic お墨付きの短縮 URL があるので信頼できるのですけど。一般のサイトの場合も、bit.ly を使うと、この問題が解消できるようです。bit.ly では、クリック数もかなり詳しく確認できます。
bot に恋した話について。人間のふりをする bot (実はプログラム)を、神田さんはしばらく本当に人間だと思っていたらしいです。確かに、ツイッターは bot(つぶやきを作るプログラム) を作りやすいのは間違いないですね。まさにチューリングテストですね。アメリカならテレビ局が面白がってやりそうな気もしますね。
ビジネスについて。ちょうどセミナーが始まる頃に、つぶやきを有料コンテンツにというニュースが流れていたようです(追記:どうやら誤報らしいです。少なくとも twitter 本体の課金システムではないらしいです)。セミナーではこの記事の話は当然ですが出ませんでした(ハッシュタグ #1125twitter を追っていればリアルタイムで気づけたかもしれませんが)。つぶやきそのものを有料化するのはきついかもしれないですね。ビジネスモデルとしては、デルがやっているように、サポートや、タイムセール告知等で使うのが良いのでしょうね。投資額が少なくてすみ、反応結果がダイレクトに得られるので、マーケティングツールとしては面白そうです。
私も、ツイッターに関連したビジネスを始めようと思っています。意外とアナログなところを狙っています。