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concrete5開発者インタビュー

concrete5日本ローカライズチームリーダーのKatzさんが、ポートランド(米国オレゴン州)に乗り込み、concrete5開発者に、インタビュー&USTREAM中継しました。

開発者の話が聞けるのは、プロジェクトの今後の方向性を知ることができるので、非常に良いと思います。現在の設計/仕組みは、ソースを読むことで理解できますが、将来の方向性はコア開発陣に直接聞くのがベストでしょう。

concrete5は、PHP5.1以降(5.2推奨)、MYSQL4.1以降です。インストールには、空のデータベースが必要です。商用CMSをオープンソース化したもので、複数人での運営管理を前提とした設計になっています。CMSとしての機能はWordPressよりも優れています。ブログではなくて、一般的なサイトを作るなら、間違いなくconcrete5 > WordPress でしょう。

現状の問題点。

1. マルチバイト対応。URLに日本語等のマルチバイトを使うことは当初の想定になかったことや、開発チームが多言語化に詳しく無いことが原因のようです。ただし今後は対応強化していくらしいです。

2. サーバー毎の違い。サーバー毎にPHPの設定、cron利用可能かどうか、等が異なるので大変らしいです。

他にもいろいろな話題があったので、興味を持った人は、中継の録画http://www.ustream.tv/channel/concrete5japan を見てください。

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プロフィール

水野史土:月70万PVホームページ制作会社のレスキューワーク株式会社で、PHPソフトウェアのサポートを行っている。concrete5コミュニティリーダー、Novius OSコアコード貢献者でもある。 詳しくは管理者詳細参照。
大好評WordPress書籍「WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。」サポートページ

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