8/21(土)のWordBench名古屋勉強会をUSTで閲覧しました。
WordPress3.0の新テーマ twentyten の紹介でした。テンプレートファイルのソースコードを順に追っていく、という方式でした。ソースコードが公開されているので、学習しやすいのがオープンソースのメリットですね。また、ソースコードを追う過程で、アイキャッチ画像やカスタムヘッダー等の便利な機能についても学ぶことができました。
管理画面からカスタマイズできる部分が増えているので、手軽にいじくるには便利になったと思います。反面、バージョン管理したり、テスト環境と本番環境を同期させたり、という面を考えると、比較的面倒かもしれません。参加者の一部の意見にもありましたが、テンプレートファイルで全部管理すれば、subversion や git 等で管理できます。また本番環境へのデプロイも、PHPファイルをコピーすればOKです。
ブラウザ(管理画面)を介さずに PHP プログラムとして処理し、PHP の開発環境(エディタ、バージョン管理ツール、テストツール等)がそのまま使える、というのが WordPress の大きなメリットなのですが、この点に関しては、twentyten はイマイチかもしれません。一般ブロガーにとっては、FTPすらいらない設計が嬉しいのは理解できますが。
後半で少し話題に上がっていた、カスタム投稿タイプ/カスタム分類については、WordBench神戸で8月29日(日)に紹介する予定です。
なお、本ブログでは一時期 twentyten を使用していたのですが、現在は hybrid という有償サポート付きテーマを利用しています。