関西アンカンファレンス( #kansaiun 会場:兵庫県立大学)に参加しました。zshで記号プログラミング、sphinxでドキュメント作成等の面白い話もあったのですが、一番面白かったのは、slywalkerさんの、バビロンでした。
バビロニア王国(現在のイラク付近)のお話。王様と奴隷。王様は時々、仕事量は多いが一番働いた(一番早く仕事を完了した)奴隷に褒美を取らせる、ということを行う。奴隷は褒美を狙って懸命に働く。結果として(一位の奴隷は得するが)王様は常に得をする。王様奴隷という構造がつくられている限り、王様の利得は保証される。
今まで当たり前だ、と思っていたことを、王様奴隷という構造で見直してみると、実は搾取されているのでは?と気付くことがあるかもしれません。私の場合は商用ソフトがそうだと思いました。開発元=王様、利用者=奴隷という側面があると思います。
もちろん、オープンソースにはオープンソースのデメリットがあります。とはいえ、自分でカスタマイズできるオープンソースソフトなら、搾取されない選択をすることができます。実際、心理テストでも、正解は、「バビロンシステムから逃げ出す」でした。発表は、WordPress, Android 等、オープンソース関係が人気があったようです。あえて商用CMSを取り上げたためもあり、私のプレゼンは人が少なかったですけど。
私がプレゼンで取り上げた商用CMS MojoMotr の日本語解説サイトを立ち上げました。