WordBench名古屋勉強会ネタその2です。今回はテンプレート階層についてです。テンプレート階層とは、適用するテンプレートの順序のことです。例えばカテゴリーアーカイブでは、category-(スラッグ).php
, category-(ID).php
, category.php
, archive.php
の順になっています。
カテゴリID 3、スラッグ news というカテゴリがあったとしましょう。WordPress がcategory-news.php
, category-3.php
, category.php
, archive.php
の順にテンプレートファイルを探していき、最初に見つかったものを適用します。どれも見つからないと、index.php
を適用します。
ここまでは通常のおさらいです。ここから下はカスタム投稿/カスタム分類の場合です。
カスタム投稿の場合、各記事のテンプレート適用順序はsingle-(カスタム投稿名).php
, single.php
になります。カスタム投稿が events なら、このカスタム投稿専用のテンプレートsingle-events.php
を作成できます。アーカイブのテンプレート適用順序はarchive-(カスタム投稿名).php
, archive.php
になります。
カスタム分類については、taxonomy-(分類名)-(分類のスラッグ).php
, taxonomy-(分類名).php
, taxonomy.php
, archive.php
になります。例えば areas というカスタム分類の、hokkaido なら、taxonomy-areas-hokkaido.php
, taxonomy-areas.php
, taxonomy.php
, archive.php
になります。
カスタム投稿とカスタム分類の説明はカスタム投稿とカスタム分類at第二回WordBench神戸をごらんください。