ブログ投稿するとき、ブログの管理画面にログインして投稿する、という他にも投稿する方法があります。(ブログが対応していれば)デスクトップアプリケーションを使用して投稿することもできます。今回は、ブログ投稿クライアント blogiloを使ってみます。Blogger, MetaWeblog, Movable Type, WordPress, Google GData等に対応しています。また blogilo 自体も C++ の動く環境なら利用できるので、いろんな環境で対応できると思います。(WordPress 専用のアプリ、あるいは、特定のOSでのみ動くアプリだと、もっと優れたものがあると思いますが、WordBench名古屋というコミュニティイベントということで、なるべく多くの人が使う機会を持てるよう、対応環境の制限が少ないソフトを紹介する事にしました。)
WordPress にログインすると、いったん「ダッシュボード」に行き、その後「新規投稿」に移動します。一方 blogilo だと、起動すると、記事を書くための画面が表示されます。
WordPress で利用する場合は、まず、WordPress 側で、xml-rpc を利用した投稿を許可しておく必要があります。他のブログの場合も確認しておいてください。
Configure Blogilo でブログのURL、ユーザー名、パスワードを設定します。ここで記憶させておけば、毎回入力する手間が省けます。
後は、ビジュアルエディタを利用するのと同様にして、記事を書いていきます。書いた記事は、ローカルに保存することもできます。カテゴリ、タグの他、下書きでの投稿にも対応しています。
blogilo は Ubuntu linux なら、パッケージ化されたものがあります。Synaptic パッケージマネージャで blogilo で検索すれば見つかります。GPL で配布されているので、もちろん Ubuntu 以外の OS でも利用可能です。2011年9月時点では、Windows 用バイナリーは旧バージョンのものしか無いようです。
blogilo は現時点では日本語ローカライズが完了していません。 https://translations.launchpad.net/ubuntu/natty/+source/kdepim/+pots/blogilo/ja/+translate から翻訳に参加することができます。