WordPress ユニットテスト方法を調べてみました。
wp-unit プラグインを使う。PHPUnit を用いたテスト環境構築。管理画面からテスト実行可能(テストファイルはプラグイン内に置く)。
SimpleTest for WordPress プラグインを使う。SimpleTest を用いたテスト環境構築。記事内にショートコードで記述してテスト実行。Toppa Plugins Libraries for WordPress プラグインに依存しているので、インストール時は注意する。
lime.php を使う。テストツールはファイル一枚だけで構成されている。require_once するだけで、ほとんどの環境ですぐに利用できる。
WordPress 自体のテストコードは、PHPUnit ベースになっています(WPTestCaseというクラスがあるが、このクラスは PHPUnit_Framework_TestCase を継承している)。その点を考えると、wp-unit が良さげです。ただ、wp-unit は、テスト内部で存在しないクラス等を呼び出すとそこで止まってしまうようです。テスト駆動開発をしようとすると面倒かもしれません(この点はもう少し検証してみる必要がありますが)。
私個人の選択は、lime.php になりそうです。ほとんどの環境で利用できるのは大きなメリットですから。vi エディタを好むのも、この点(ほとんどの環境で利用できる)がおおきいですし。
今回はユニットテスト(単体テスト)を取り上げましたが、seleniumもテスト手法として有用だと思います。