Standing on the Shoulder of Linus

Home / 2011 / 10月 / 23 / WordBench 名古屋、 Blogilo via XMLRPC

WordBench 名古屋、 Blogilo via XMLRPC

WordBench 名古屋で、ブログ投稿ツール Blogilo を用いて XMLRPC 投稿を実演しました。

WordPress では、管理画面から投稿する、というだけでなく、様々な方法が用意されています。XMLRPC もその一つです。管理画面が使いにくいなあ、と思う人は、ブログ投稿ツールを利用する、という選択肢も用意されています。

Blogilo では、記事を書くためのシンプルな投稿画面になります。いったんダッシュボードを通る、といった手間がありません。また記事を手元の端末に保存できます。WordPress のデータベースバックアップを定期的に行う+手元の端末に記事の内容を残しておく、という形で、データ紛失に備えることができます。

Blogilo は C++ で記述されていて、ソースコードからインストールすることになります。嬉しいことに、Ubuntu ではパッケージが用意されています。Ubuntu コミュニティ、Ubuntu サポートを提供する Canonical のおかげですね。

Blogilo は OS や対象となるブログを限定しないツールなので、特別な機能があるわけではありません。いろんなことをしたい、という人には物足りなかったかもしれません。Blogilo の他にも、xml-rpc 投稿ツールはあります。高機能なツールが欲しい場合は、WordPress を対象とするツールで、動作する OS も限定されているツールのほうが良いかもしれません(例えば、Ubuntu 専用ツールなら、Ubuntu One との連携、が視野に入るでしょう。また Mac ユーザーには、MarsEdit が人気らしいです)。

後半のアンカンファレンスでは、カスタムフィールドについて話しあいました。プログラムのソースやデータベース構造をみると分かりますが、カスタムフィールドは、カスタムフィールドの値でソートする、といった処理は向いていません。記事に付随するデータを格納するだけなら良いですが。記事の件数が増えると影響が目にみえて出てくると思います。この辺りのこと(可能だけど不向きなこと)を知っておく、というのもツールを使う上で大事だな、と思いました。

関連

Posted in wordbench | Tagged ubuntu, WordBench名古屋, ブログ
← xmlrpc への投稿 file_get_contents を利用 WordPressカテゴリーを親子までにしたい(孫カテゴリーを作らない) →

アーカイブ

人気の投稿とページ

  • キンドル本を印刷する(PDFに変換する)方法
  • 名古屋駅から国際センターまでの道のり(徒歩)
  • AGPL ライセンス(GPLとは似ているが違いもある)
  • 問い合わせフォーム改善: 選択肢により条件分岐し、項目の表示非表示を変更する
  • JP-Secure SiteGuard WP Pluginは不正ログイン防止に役立つか

プロフィール

水野史土:月70万PVホームページ制作会社のレスキューワーク株式会社で、PHPソフトウェアのサポートを行っている。concrete5コミュニティリーダー、Novius OSコアコード貢献者でもある。 詳しくは管理者詳細参照。
大好評WordPress書籍「WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。」サポートページ

Copyright © 2015 Standing on the Shoulder of Linus.