Standing on the Shoulder of Linus

Home / 2011 / 10月 / 31 / WordPressカテゴリーを親子までにしたい(孫カテゴリーを作らない)

WordPressカテゴリーを親子までにしたい(孫カテゴリーを作らない)

WordPressのカテゴリーは、階層構造を取ることができます。カテゴリーを親子までにしたい(三階層は不要)、という場合もあるでしょう。標準では、子カテゴリーも、新規カテゴリーの親候補に表示されます。子カテゴリーを親とすると、孫カテゴリーが作られます。

今回は、間違って孫カテゴリーを作るのを避けるため、子カテゴリーを親候補から非表示にする管理画面カスタマイズを行います。

今回もユーザープロフィールでパスワード変更のみ表示するのように、スタイルシートを使用して非表示にします。(この方法は、子カテゴリーを選択候補のドロップダウンリストで表示しないようにするだけです。システム上は孫カテゴリーが存在可能です。)

add_action('admin_print_styles-edit-tags.php','hide_children');
function hide_children(){
?>
<style>option.level-1 {display:none;}</style>
<?php
}

CSS 追加フックは、admin_print_styles-ページ名 を使用します。カテゴリー一覧の管理画面ページは、edit-tags.php (WP3.2.1の場合) なので、このページにスタイルシートを追加します。

ドロップダウンリストで、親カテゴリーは level-0、子カテゴリーは level-1 というクラスが付与されています。なので、level-1 に display:none を指定します。3階層まで(親子孫まで) にしたい場合は、孫カテゴリー level-2 クラスを非表示にすれば OK です。

図は、それぞれカスタマイズ前と、カスタマイズ後のものです。

固定ページの階層にも、同様の手法が可能です。固定ページの場合は、post.php と post-new.php にスタイルシートを追加してください。

add_action('admin_print_styles-post.php','hide_children');
add_action('admin_print_styles-post-new.php','hide_children');

関連

Posted in WordPress | Tagged display:none, カスタム分類, 管理画面カスタマイズ
← WordBench 名古屋、 Blogilo via XMLRPC PHPTAL デザインテンプレートエンジン →

アーカイブ

人気の投稿とページ

  • キンドル本を印刷する(PDFに変換する)方法
  • 名古屋駅から国際センターまでの道のり(徒歩)
  • AGPL ライセンス(GPLとは似ているが違いもある)
  • 問い合わせフォーム改善: 選択肢により条件分岐し、項目の表示非表示を変更する
  • JP-Secure SiteGuard WP Pluginは不正ログイン防止に役立つか

プロフィール

水野史土:月70万PVホームページ制作会社のレスキューワーク株式会社で、PHPソフトウェアのサポートを行っている。concrete5コミュニティリーダー、Novius OSコアコード貢献者でもある。 詳しくは管理者詳細参照。
大好評WordPress書籍「WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。」サポートページ

Copyright © 2015 Standing on the Shoulder of Linus.