PHPカンファレンス北海道参加報告その2
CakePHP ハンズオンに参加したので、その報告です。(CakePHP を学ぶというより、ハンズオンの進行方法等を学ぶ、という観点から書いてます。)
まず思ったのは、ハンズオンは参加者の事前準備が大事だということ。今回は、事前に PDO 等のチェックをすることになっていました。もしここから解説していたら、肝心の CakePHP の体験まで進めなかったかもしれません。この点は、ハンズオン型の勉強会を開催するときの参考になりました。
MVC とは?という話や、どうして MVC で作るようになったのか?という話を結構長くとっていたように思います。ここを初めにきちっと説明した方が、入りやすいような気がします。数十分ぐらいのセッションだと、このような背景は軽く流して、技術の話を中心にしてしまいがちですが、3時間と長い時間(元は8時間なので、それよりはだいぶ短いですけど)だったのは良かったとおもいます。
参加者の進み具合をちょくちょく見て回る、参加者毎の進み具合がずれてきたところで休憩をとる等、非常にうまかったように思います。講師するときには見習いたいと思いました。
今回は時間の関係もあって CakePHP をしっかり学ぶ、とまではいきませんでしたが、Model が強力であることが分かりました。データベースとのやりとりが中心になるウェブサービス等では、CakePHP を選択するメリットは大きいと思います。案件で CakePHP をすぐ使う予定はないですが、選択肢の一つに入れておくと、守備範囲が広がりそうです。