OpenStreetMap ワークショップ in 名古屋 #5(名古屋市昭和区御器所 名古屋工業大学)に参加しました。
印象に残ったネタを2つ紹介します。この他にもあったのですが、私の理解が追いつかない濃いネタだったので省略します。
ドキュメントが不十分である、という話。OpenStreetMapは誰もが参加できるのですが、実際に参加しようと思ったとき、編集方法を理解するのは大変ですね。勉強会やワークショップを開催し、詳しい人を招いて教えてもらいながら学習する、ということができれば良いのですが、必ずしもそのように恵まれた環境があるとは限りません。
独力で編集方法を学ぶ、というときには、解説マニュアルが充実しているかどうか?という問題が出てきます。OpenStreetMapでも、地図そのものの充実するペースと比較すると、マニュアルの充実度はまだまだ、という印象を受けました。(マニュアルが後回しにされる、というのは多くのプロジェクトでそういう傾向があると思います。例外はphp.netぐらいでしょうか。)とはいえ、勉強会の場で、解説マニュアルを充実させたい、というテーマで議論があったのは非常に良いと思います。
データの信頼性の話。もちろん完全に正確な地図を作るのは困難なのですが、システム側でできそうなことはあると思います。例えば最終更新日が分かるようにしたり、このデータは正しいと思う人が「確認」を押すようにしたり(facebookの「いいね」の用な感じで)、等。この辺のデータまで持つと、データ量がさらに増えてしまいますが。
私個人としては、昨年はOpenStreetMapで活動ゼロだったので、今年はushahidiかsahanaで少しは関わることにしたいと思います。