日本が世界一「貧しい」国である件についてを読みました。著者は谷本真由美(@May_Roma)さんです。
日本は物質面には豊かであるが、精神面では貧しい、というお話。「仕事>生活」となってしまっている、そのため就職できなかったり失業したりすると自殺する人が多い、等です。
世界から見て、日本の影響力が下がっている話のほうがもっと衝撃的でした。書店から日本についての本が減る/消える、大学等で日本文化を研究する学科が縮小される、等です。
私は、日本という国がいつまで存在するのか分からないな、と思っていたのですが、実際にこうやって書籍で突きつけられると、インパクトがありますね。存在自体が無くなるのはだいぶ先だとしても、これから没落していくのは避けられないでしょう。そうなった時に、なんとか生きて行ける方法を考えておく必要があります。
プログラマーとして意識しているのは、世界で使われるソフトウェアかどうか?ですね。どんなに素晴らしいソフトウェアでも、日本だけで使われているものは、日本がダメになったら終わりの可能性が高いです。(日本からスタートして、世界に広まっていくものなら良いですが。)
英語をもっと勉強する必要があることも感じました。今後は中国語かもしれませんが。プログラミング技術の話なら、コードが共通なので英語が拙くても最低限のコミュニケーションはできるのですが、実際に海外で仕事するとなると、相当の英語力が必要でしょう。フィリピンのオンライン英会話あたりで勉強すべきかもしれません。
この本は、電子書籍で買いました。kindle だと、購入しようと思った時にすぐ買えるのが良いですね。kindle paperwhite は、書籍を読むための画面なので、読み易いです。