「KDPノ全テ」佐藤貴明著を読みました。
実際にキンドルで出版されている方が、体験を元に記述されている本です。これからキンドルで電子書籍を出版したい方は読んでおいて損は無いでしょう。
iOS での閲覧。私自身はiOSで電子書籍を読む事をしないのですが、読者の方から、「iOSで読みにくい」という意見を頂いた事があります。その理由が書いてあり、ようやく納得できました。アマゾンとしては、もしかしたら Kindle 端末で読んでほしいのかもしれません。
本文中の画像。私は一冊目は画像無し、二冊目は画像有りにしましたが、本文中の画像は苦労しました。ウェブ作成ではブラウザ毎の差異を考えますが、それと同様な事が電子書籍でも発生します。佐藤氏は、画像を少なくすることを検討したほうが良い、という考えのようです。私は、画像の前後に空行を入れることで、レイアウト崩れしないことを最優先にしました。
コンテンツの善し悪しを売上は別。売上はコンテンツよりも、プロモーションを積極的に行うかどうかに影響するらしいです。ランキング上位に行くと、アマゾンでの露出が増えるので売れる=>上位キープ、となるらしいです。勝間和代さんも執筆と同じくらいかそれ以上、売る努力をする、らしいです。紙の書籍なら、出版社や書店と組んで行う、という方法があるのですが、電子書籍だと個人のブログやソーシャルメディアがベースになるでしょうね。
複数冊出すことの効果。これは私自身の経験では、かなり影響がありました。ただし、二冊目を、一冊目を読んだ前提で読む、にしたこと、二冊目発売時に一冊目を値下げした(両方購入して1000円以内にしたかった)、という影響もあるので、他の場合でも当てはまるかどうかは分かりません。