名古屋GeekBarに行ってきました。場所はクラブアドリアーナで、普段はピアノバーとして営業しているそうです。
GeekBarは月曜日に開催(たぶんほぼ毎週)されています。今回は東海ラジカルネットワークの河口信夫さんのオープンデータの話です。バスのルート情報やら、登山の遭難情報やら、熊出没情報やら、といったものを、上手くマッシュアップすることでオープンソースカンファレンス名古屋でハッカソンが計画されています。
Open Street Map の話もありました。Open Street Map は世界中の有志が自発的に編集している地図で、自由に使う事ができます。インターネットで閲覧するだけでなく、印刷して配布する事も可能です。WordPress, Drupal, Novius OS 等、多くの CMS でオープンストリートマップと連携するプラグインが開発されています。技術的には、拡大縮小してもギザギザにならない地図らしいです。ベクトルマップと呼ぶそうです。Open Street Map のカンファレンスがアメリカで行われ、古橋さん、いいださん(共に Open Street Map コミュニティで活動されている方です)が参加されていたらしいです。
オープンデータとはいっても、データが公開されているだけでなく、再利用し易い形で配布されていると嬉しいですね。XML形式やJSON形式などであれば、PHP等から加工し易いので嬉しいです。後は、同種のデータなのですが、配布元により形式やカテゴリ区分が異なったりしていると、使いにくいかもしれません。フォーマットの共通化は、確かに困難ですが、実現できると非常に嬉しいと思います。