先日発見したのですが、wp-sitemanager プラグインと portfolium テーマで類似のコードがあるようです。
WP SiteManager プラグインのコード http://plugins.trac.wordpress.org/browser/wp-sitemanager/trunk/modules/site-structure.php#L825
Portfolium テーマのコード https://github.com/wpshower/portfolium/blob/master/functions.php#L37
どちらも「// descend only when the depth is right and there are childrens for this element」というコメントがついています。その下のコードは、同一ではないものの、類似した箇所が見られます。
WordPressはコード再利用可能なことを保証している
WordPressの特徴として、プラグインやテーマのコードも、利用者が自由にカスタマイズしたり再配布したりできることを保証している、というものがあります。このため、他者作成のプラグイン/テーマのコードを利用する事で効率よく開発を進めることができます。この結果、多くのプラグイン/テーマが配布されています。(私も含めて、現在プラグイン/テーマを公開している人の多くは、他の人のプラグイン/テーマから学ぶことで、効率よく開発できた、ということを実感していると思います。)
元ネタを記載しない、という問題
今回の件、本来なら WordPress コミュニティにおけるコード共有の成果、と言えるものです。しかし残念なことに、元のコードへのクレジット表記がありません。
どちらがコピーしたのかは不明ですが、コピーした側は、元のコードへの言及を記載していただきたいと思います。
※追記※ コアコードが元ネタ
コアコード wp-includes/class-wp-walker.php の display_elementが元のコードらしいです。
@ounziw これは、どっちがどっちではなくて、コアファイルを元にした際に両方とも同じやりかたをしただけかと。
— まがじ (@jim0912) November 16, 2013