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重複コンテンツの議論について、皆が忘れているかもしれない事

ツイッター等で、重複コンテンツが取り上げられる事が多かったので、補足したいと思います。

おそらくきっかけは、WordPressで重複コンテンツ防止する方法 カテゴリーページの場合(わかったブログ)です。WordPressデフォルトでは、親カテゴリーと子カテゴリーのアーカイブそれぞれに投稿が載るのですが、それを子カテゴリーだけにする、というカスタマイズをしています。

それに対して出てきたのがWordPress で重複コンテンツを防止する必要はない(8bitodyssey)です。検索エンジンに任せておく、という意見です。

それに対して出てきたのが重複コンテンツ対策はやっておくに越したことは無い(WebShufu)です。重複コンテンツ対策は大きな負担ではないので、したほうが良い、という意見です。

皆が忘れているかもしれない事

では、皆が忘れているかもしれない事は何でしょうか?それは、「各自が自分の判断で、自分の好きなようにカスタマイズすることができる」です。

今回の重複コンテンツも、異なる意見が出たのですが、WordPressは自由にカスタマイズできるため、自分の好きなようにカスタマイズすることができます。もちろん、初期設定はどちらかにせざるを得ないです。なので、「親カテゴリーと子カテゴリーのアーカイブそれぞれに投稿が載るのは構わない」という人はそのまま使えば良いですが、「親カテゴリーと子カテゴリーのアーカイブそれぞれに投稿が載ると困る」という人はカスタマイズしなければならない、という手間がかかります。

初期設定が自分好みでない場合は確かに不便に感じるかもしれないです。しかし、それよりも、自由にカスタマイズできることのほうが大事でしょう。WordPressを使っていると、自由にカスタマイズできることが当たり前に思いがちですが、忘れてはいけないですね。

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Posted in WordPress | Tagged オープンソース, ブログ
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水野史土:月70万PVホームページ制作会社のレスキューワーク株式会社で、PHPソフトウェアのサポートを行っている。concrete5コミュニティリーダー、Novius OSコアコード貢献者でもある。 詳しくは管理者詳細参照。
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