Google Publisherプラグインがベータリリースされたので試してみました。WordPress公式ディレクトリに登録されているので、管理画面から検索してインストールすることができます。あくまでβ版なので、仕様等は予告無く変更されるかもしれません。
Google Publisherは、アドセンス(コンテンツ連動型広告)と、ウェブマスターツール(アクセスデータ等を解析して表示する機能)を、WordPress管理画面から設定できるようにします。
インストールしたら、まず最初にWordPressブログとGoogleアカウントの紐付けを行います。
サイト確認作業を自動化
今までは、所定のHTMLファイルをウェブサーバーに置いたり、メタタグに所定のコードを書いたり、といった作業でサイト確認していました。作業自体は難しくないですが、面倒ではありました。このプラグインを使うと、その作業を自動化してくれます。
アドセンス挿入も楽に
サイトの確認ができたら、さっそくアドセンスを設定してみましょう。
ブログの表示に、赤色の+マークが表示されます。このマークをクリックすると、その箇所にアドセンスが挿入できます。アドセンス挿入できる箇所は、ページに10個ぐらい表示されます。投稿の前や後の他、「続きを読む」の部分にも挿入できるようです。
アドセンス挿入箇所は緑色の長方形で表示されます。左下のマークをクリックすると詳細設定ができます。右上の×マークをクリックするとアドセンスを削除します。
画面左上のドロップダウンで、ブログのページ種類選択ができます。トップページ、個別投稿ページそれぞれに設定してください。
なお既に手作業でアドセンスのコードを貼っている場合は、取り外してから作業してください。
必須のプラグインではないが
ベータリリース時点でのプラグインで実現できる事は、テンプレートファイルを編集すれば実現できます。アドセンスの配置機能も、既に貼ってあるコードを外して再設定するほどではありません。なので、現時点の機能だけみれば、どうしても必要、というわけではありません。ただ、Googleのウェブサービスは他にもいろいろとあります。それらも今後このプラグイン経由で利用できるようになるかもしれません。