Novius OS Dubrovkaドブロフカがリリースされました。ドブロフカは、モスクワにある劇場の名前らしいです。
命名された理由は、ロシアでソチオリンピックが開催されているから、ではありません。今回のバージョンから、ロシア語、スペイン語、インターリング(人工的な中間言語)に対応しました。これらの言語ファイルはNovius OS本体に同梱されています。多くの人がNovius OSに興味を持つようになってきて、多くの言語に訳されるようになったきています。
ロシア語対応は、非常に意義が大きいと思います。というのも、ロシア語の使用しているキリル文字がマルチバイトだからです。私はロシア語を読めないのですが、ざっと見たところではトラブル無く動いています。多言語サイトなら、マルチバイトでも問題なく動くCMSで作成したいですね。
ベースとなるフレームワークも更新されています。FuelPHP 1.7.1, jQuery 1.10.2, Wijmo 2013v3.20, TinyMCE 3.5.10, RequireJS 2.1.9 にそれぞれ更新されました。Novius OSは、FuelPHPフレームワークをベース似ているのですが、現時点での最新版のFuelPHP 1.7.1になりました。
Novius OSのバージョンアップ方法ですが、gitで更新されたファイルをダウンロードして、oil(FuelPHPのコマンドライン機能)でマイグレートを実行すると完了です。ただし、Chiba2からDubrovkaへは、FuelPHPやWijmoのバージョンアップがあります。なので、Migration guide from the Chiba 2 version to the D versionも確認しておいたほうが良いでしょう。