レスキューワーク株式会社のウェブサイトを Novius OS Elche にアップデートしました。なので、今回はバージョンアップの手順をまとめてみたいと思います。
公式ドキュメントをまず読む
どんなソフトウェアでも共通ですが、作業の最初はドキュメントを読むことからはじめます。Novius OSでは、Updatesの節に、アップデート方法が記載されています。
バックアップを取る
Novius OSでは、データベースにはMySQLを採用しています。このため、MySQL バックアップデータからデータベースバックアップ/復旧方法がそのまま使えます。
ファイルに関しては、画像などはlocal/cache/mediaフォルダ、設定ファイルはlocal/configフォルダをバックアップしておきます。ウェブサイトの見た目をカスタマイズしている場合はlocal/viewsフォルダもバックアップしておきます。
更新する
さて、いよいよ更新作業に入ります。今回はルート権限の無いサーバーでもできる方法で行っています。
ファイルの置き換え
今回は、zipファイルで取得し、置き換える方式を採用しました。
公式ドキュメントの指示に従い、novius-osフォルダ、local/applicationsフォルダ内のアプリケーションを、新しいバージョンに置き換えました。
public/htdocs/migrate.php.sampleファイルをコピーし、migrate.phpにリネームしました。
マイグレーション作業
今回はブラウザから実行する方式を採用しました。ブラウザで URL/migrate.php にアクセスすると、マイグレーション処理が実行されます。
管理画面からアップデートできる WordPress や concrete5 に比べると、多少面倒かもしれません。しかしアップデートは大切なので、新バージョンがリリースされたら早めにやっておきましょう。