「実践!電子書籍セルフパブリッシングのススメ 説明会」に参加しました。名古屋市千種区にあるコワーキングスペースタスクールで開催されました。
企画を重視する
電子書籍の話になると、ePub等のフォーマットや、kindle、kobo等のプラットフォームの話になることが多いです。もちろん、これらの情報を知っておくことも大事です。しかし、今回は、書籍の内容をどう詰めていくか、という話が中心になりました。
商業出版であれば、出版社の編集者と話し合って、企画をじっくり練り、その後に執筆していくことができます。しかし電子書籍をセルフパブリッシングするとなると、企画から全部自分でやることが多いでしょう。そうすると、企画をしっかり決めず、中途半端な著作になってしまうかもしれません。この会では、企画をじっくり練ることで、電子出版でもきちんとした品質の書籍を出そう、という方向性でした。
ハラール認証
参加者の一人が持ってきたネタに、ハラール認証がありました。ハラール認証とは何か、というと、イスラム教で食べられる食べ物を認定する仕組み、のようです。
イスラム教では、豚肉やアルコールは食べてはいけない、とされています。豚脂もだめですし、アルコール分を含む調味料もだめです。それ以外にも制約があります。鶏や牛などは食べても良いのですが、屠畜するときに、イスラム教の定める宗教儀式に則って処理する必要があるそうです。
このため、ハラール認証かどうか、はイスラム教徒にとっては重要な問題になります。2020年の東京オリンピックには多くのイスラム教徒が訪日するでしょう。飲食店や宿泊業者の方は、ハラール認証を取得するための手続きや、認証されるために必要な設備費用などについて、知っておいたほうが良さそうですね。
なので、ハラール認証というトピックは、結構旬なトピックかもしれないな、と思いました。