ウェブデザイナーのデザインデータ受け渡しやスマホでの確認にflashairが便利だったので報告です。使用するイメージとしては、同じ場所で作業していてデータ受け渡しや動作確認したい場合、を想定しています。
flashairとは
まず、flashairとは何か?ですが、flashairは、SDカードに、無線LAN機能がついた物です。「デジカメなどでとった写真を、簡単にパソコンやiPad等に送信したい」といったときに役立ちます。
しかし、実は画像ファイルを送るだけでなく、他のファイル形式も対応しています。簡易的なウェブサーバー機能もあり、htmlファイルを開くと、ブラウザでプレビューできます。なので、CSSやjQueryの確認もできます。(PHPなどのサーバーサイドスクリプトは動かないようですが。)
デザイン/コーディングデータの受け渡し、スマホ確認に便利
flashairの機能を使うと、デザイン/コーディングデータの受け渡しやスマホでの確認に便利です。個人的にはgit等で管理したほうが効率良いと思いますが、しかし、gitの学習コストは結構高いと思います。なので、flashairを使って手軽に受け渡しできるのは良いですね。USBメモリなどだと、毎回抜き差ししなければならないですが、その手間が省けます。
また、最近のデザインはレスポンシブが多く、スマホ実機での確認も大事です。そのときに、「テストサーバーにアップして、スマホからアクセスして確認する」という方法もありますが、それよりもflashairを使うほうが楽ですね。もちろんデプロイツールが使えればサーバーへアップしても手間ではないですが、これも学習コストがかかります。
flashairなら、SDカードにコピーしてもらうだけで、別のパソコンやスマホからデータを確認できます。ウェブ制作の現場だからといってネットワークに強い人ばかりとは限りませんから、flashairの簡易サーバー機能を使って簡単にデータ受け渡しできるのは嬉しいですね。
flashairのSDカードの容量は、8GBのものを使用しました。8GBの他に、16GB、32GBがあるようです。