見積もりフォームとは
ホームページに問い合わせフォームがあって、御見積はこちら、というケースがありますね。この場合、問い合わせを受けた会社の担当者が、手作業で見積を作成して、返信してくると思われます。そうすると、見積を依頼した人は待たなければなりません。また見積を受けた側も、時間を割いて見積を作成しなければなりません。
もちろん、人間が見積を作らなければならないケースもあるでしょう。しかし一方で、商品やサービスの単価が決まっているのであれば、見積作成を機械的に処理できる、というケースもあると思います。
そのような場合、問い合わせフォームを一歩進めて、見積もりフォームにすると、発注側はすぐに見積金額がわかって嬉しいですね。受注側も、見積作成の事務負担が軽減されます。そのような一石二鳥な仕組みが見積もりフォームです。
見積もりフォーム作成サービス
オンラインで見積が作成できるウェブサービスはいくつかあります。freee, misoca, Make Leapsなどです。これらは、受注側の作業負担を減らすことはできますが、発注側のメリットはあまり無いようです。 今回紹介するのは、マイ見積です。発注側の待ち時間を削る、というアイデアからスタートしています。ウェブサービスとして展開していて、WordPressプラグインも公開されています。
マイ見積のフォーム例
WordPressで見積もりフォーム
WordPressで見積もりフォームを作成できるプラグインはいくつかあります。jazzy formなどがそうです。javascriptを頑張ればcontact form 7 をカスタマイズしても良いかもしれません。 もちろん、フォーム機能であれば、十分だと思われます。しかし、マイ見積の良い点は、PDF発行できるところにあります。見積を印刷したい、という場合もありますから、PDF対応は嬉しいですね。また、項目毎に消費税課税・非課税の設定ができます。
URLを記述するだけ
マイ見積で作成した見積もりフォームを埋め込むだけで、ホームページで見積が可能になります。埋め込み用プラグインが用意されています。Oembed for My Mitsu Estimation Formプラグインを導入すると、https://my-mitsu.jp/estimation/274のように、見積もりフォームのURLを入力すると <iframe src=”https://my-mitsu.jp/estimation/274″ width=”640″></iframe> のように、iframeに変換して出力します。 幅は、テーマのコンテンツ幅に合わせて調整してくれるので、手間がかかりません。
公式ディレクトリで公開されているプラグインなので、管理画面からmy mitsuを検索すると見つかります。oEmbedの他に、ショートコード版、ウィジェット版も用意されています。自動見積&PDF作成フォームをWordPressに埋め込むプラグイン
マイ見積でフォームを作る
マイ見積に登録して、フォームを作ります。
concrete5というシステム(CMS)をベースに構築されているので、操作感はconcrete5とほぼ同じです。ITに詳しくない方には、WordPressよりも使いやすいかもしれませんね。見積計算式作成も直感的に進められます。またPDFには印鑑画像も設定できます。