CMS校正機能で誤字脱字チェック

校正機能とは

ホームページのコンテンツは、昔はテキストエディタなどで作成して、FTPソフトでアップロードして公開する、というケースも多かったようです。 現在では、CMS(ホームページ更新システム)を導入して、ブラウザ上で直接テキストを書き、公開する、という運用が増えてきています。
ホームページのコンテンツでは、誤字脱字を見かけることがあります。たとえば、漢字の変換ミスだったり、キーボードの打ち間違いだったり、などです。
一つ一つは小さなことかもしれませんが、そういった誤字脱字がたくさんあると、会社としての信用にも影響しかねませんね。

誤字脱字を減らす方法としては、「書いた後、しばらく待ってから読み直す」「書いた人と別の人が確認する」などがあります。


もちろん、これらは有効な対策だと思われます。しかし、いつも時間や人員に余裕を持ってホームページ更新できるとは限りません。手早くチェックできるツールがあると嬉しいですね。 その方法の一つとして、CMSにオプションで校正機能を追加することを考えます。

CMSで校正

CMSには様々なものがあります。WordPress, concrete5, drupal, baserCMSなどです。今回紹介するのは、concrete5 のアドオンRescuework's Proofreading using Yahoo Japan APIです。
Yahoo Japan の提供するAPIを利用することで、concrete5で作成したホームページのテキストデータの校正支援を行うアドオンです。誤字脱字と思われるもの、難しい用語、固有名詞の表記間違いなどがあった場合に、変更を提案してくれます。

上のように、facebookという表記に対しては、Facebookを提案してくれます。
このような機能を使うと、自分では気づきにくい誤字脱字を見つけやすくなります。ホームページのコンテンツのミスを劇的に減らすことができます。

アドオンのインストール

concrete5のアドオンなので、concrete5で構築されたホームページであればどこでも利用できます。自動見積フォーム作成サービス「マイ見積」など、concrete5ベースのウェブサービスでは、この校正機能が導入されているところがあるので、ご存知のかたもいるかもしれませんね。

管理画面からproofreadingを検索すると見つかります。検索したらアドオンをダウンロード・有効化してください。

アドオンインストールすると、管理画面に、アドオンの設定画面が作成されます。Yahoo APIのキー、ssl通信をするかどうか、コンテンツの範囲を示すhtmlクラス名(またはid名)を設定できます。

Yahoo APIキーは必須です。Yahooにユーザー登録してAPI発行してください。