WordPress では、国際化 (多言語対応) のため、gettext に対応しています。翻訳リソースファイル (.po ファイル) を翻訳すると、訪問者へのメッセージや管理画面メニュー等がローカライズできる仕組みになっています。
.po ファイルはテキスト形式なので、自分の好きなエディタで編集することが可能です。poedit 等の専用ソフトを使用すると便利です。(詳細はPoedit 取扱説明書を参照)
今回紹介するプラグイン Codestyling Localization は、.po ファイルの編集、.mo ファイルの作成を WordPress プラグインで実現したものです。翻訳結果をすぐに反映できるので、チェック作業が非常に楽になります。(今まではローカルで編集、FTP 等でアップロードして確認、という手間がかかりました) ただし翻訳メモリ機能は実装されていません。
このプラグインの日本語リソースは codestyling-localization-ja_JP.po (管理者が翻訳、ベータ版。正規表現部分の翻訳がうまく反映されないらしい) です。なお Codestyling Localization 1.72 では、日本語ロケールが ja_JP 固定になっています (日本語ロケールのデフォルトは ja)。Codestyling Localization で編集した結果を即座に反映させるには wp-config.php の編集をする必要があります。
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