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プラグインをローカライズ対応にする

プラグイン「select category to post(カテゴリを選択して投稿する)」をローカライズ対応にしました。

プラグインをローカライズ対応するのは、結構面倒かもしれません。

対象文字列を括る。PHP プログラムで __() _e() 等を用いて、文字列が翻訳対象であることを明示します。

load_plugin_textdomain関数を使用して、翻訳ドメインの設定、ディレクトリの設定を行います。

load_plugin_textdomain( 'select-category-to-post', false, dirname( plugin_basename( __FILE__ ) ) .'/languages/' );

引数は、翻訳ドメインの識別子、deprecated、ディレクトリパス、です。詳細はcodex参照。

.pot ファイルを用意する(.po を作るための元データ)。xgettext関数で作成できます。

各言語の .po ファイル、.mo ファイルを用意し、load_plugin_textdomainで指定したフォルダに設置する。

書籍等でここまで解説しているものは少ないですね。オープンソースなので、既存のプラグインのソースコードを参考に作成する、という方法がありますし、私も作成時には参考にさせていただきました。

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水野史土:月70万PVホームページ制作会社のレスキューワーク株式会社で、PHPソフトウェアのサポートを行っている。concrete5コミュニティリーダー、Novius OSコアコード貢献者でもある。 詳しくは管理者詳細参照。
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