Custom Field Snippet プラグインをリリースしました。カスタムフィールドのデータを出力するコードを生成するプラグインです。
カスタムフィールドは、テンプレートに get_post_meta(投稿ID、フィールド名、単一かどうか)
等を記述して表示します。標準状態では、カスタムフィールド名を調べて記述する必要があるので、結構面倒です。このプラグインは、カスタムフィールドに入力されているデータから、フィールド名を取得し、get_post_meta
を生成します。
使い方は簡単です。メタボックス内に、カスタムフィールド出力コードが表示されます。これをテーマのテンプレートファイルにコピーしてください。カスタムフィールドのキーも埋め込み済みなので、スペルミス等が生じません。
Advanced Custom Fields プラグインを利用している場合は、get_field(), the_field() が推奨されています。なので、このプラグインでも、get_field
を使用したコードを生成するようにしています。
バージョン 3.5.1 から利用可能になった、条件設定(conditional logic) にも対応しています。
<?php if (get_field("field2") == "1") { echo get_field('field1'); } ?>
のようなコードを生成します。
また、Advanced Custom Fields 柔軟コンテンツ、繰り返しアドオンを購入するとダウンロードできるアドオンを利用すると、advanced custom fields の repeater アドオン、flexible contentsアドオンにも対応します(一段階の利用のみサポート)。
WordPress 管理画面でコードスニペットを生成するので、そのサイトで使用しているフィールド名を入れた状態で生成することができます。特定のOSやエディタに依存しないので、どのOS、どのエディタでも活用できます。
生成されるコードは素のPHPです。WordPress の特徴として、テンプレートが PHP なので柔軟にカスタマイズできる、というものがあります。例えば、カスタムフィールドのデータを外部システムの API に送信する、などが簡単に実装できます。本プラグインも、カスタムフィールドを出力する PHP コードを生成することで、WordPress の柔軟さを活用しやすくしています。
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