管理画面からソースコードを確認できるプラグイン/アドオンを紹介します。
まずは WordPress。http://wordpress.org/plugins/source-view/ワードキャンプ神戸でも、少し触れました。WordPress のクラス名、関数名、ショートコード名で検索すると、対応するクラス、関数、ショートコードの定義、定義されているファイル名と行番号を確認できます。インストールした WordPress のコードを直接検索するので、インストールしているバージョンのコードを確認できます。また、WordPress 本体の他、(有効になっている)テーマやプラグインのソースコードにも対応しています。
同じ仕組みのものを、Concrete5 でも用意しています。https://www.concrete5.org/marketplace/addons/reflection/。こちらも Concrete5 のクラス名、関数名で検索すると、対応するクラス、関数の定義、定義されているファイル名と行番号を確認できます。(WordPress プラグインは無料ですが) Concrete5 アドオンは有料アドオンです。ただし、アドオンのコード自体は無償でダウンロードできます。Concrete5 の管理画面からインストールや更新したい方は購入手続きをしてください。
プラグインの有料販売とソースコード
「WordCamp Tokyo 2012 でプラグインの有料販売についてお話ししました」にあるように、(購入前に)ソースを閲覧できない、というのは問題だ、と考える方も結構いるでしょう。このためもあってか、wordpress.org では有料プラグインは販売されていません。
一方、Concrete5 では、アドオンは有料販売されているものが結構あります。有料だから困るか、というと、そうではありません。有料であっても「ソースコードを自由に閲覧でき、確認してから購入できる」という販売方法を取っている場合があります。購入を検討している人は納得した上で買うことができる、いいシステムだと思います。(ただし、全てのアドオンが「ソースコードを自由に閲覧できる」わけではありません。現時点では一部の開発者がそうしているだけです。)