OSC浜名湖に出展しました。Novius OS Japan。OSC東京ではブースのみでしたが、今回はセミナーも行いました。
セミナーは15分と短かったので、「複数ページの問い合わせフォームを作る」をメインにしました。基本的な操作はGUIから全て行うことができます。確認画面や日本の住所にも対応することができます。
Novius OSはフランス製のCMSですが、本体に日本語やロシア語等のマルチバイト言語を同梱しています。海外製だと日本語対応が心配だ、という意見を耳にすることがあります。確かに日本からのコミットが少ないソフトウェアだと、言語リソースを別途インストールする必要があったり、マルチバイト対応が後回しになったりするかもしれません。この点は、私がNovius OSにコミットする時に、本体で日本語対応することにしたので、すくなくともNovius OSに関しては問題有りません。
また、セミナーでも少し触れましたが、デザインの制約が無いCMSです。CMSによっては、管理用のスタイルシートやJavaScriptとの調整をテーマ作成者の責任で行う必要があるものもありますが、Novius OSでは、管理画面とフロントエンドを分離しているので、管理用のスタイルシートやJavaScriptと干渉することがありません。もちろん、オープンストリートマップのようにフロントエンドでJavaScriptを使うアプリケーションを使う時は、フロントエンド同士での干渉が起きないようにする必要が有りますが。
今後の課題としては、Novius OSそのものの認知度向上もですが、ベースとなるFuelPHPフレームワークの認知度向上もしていく必要があるな、と思いました。ブースで話した感じだと、FuelPHP自体がまだまだ知られていない印象を受けました。開発環境と本番環境の切り替えやNovius OSを題材に、FuelPHPでチャットワークAPIを使ってみよう #PHP #FuelPHPなど、FuelPHPの持つ機能を活用して開発できる点がフレームワークベースのCMSのメリットの一つなのですが、そこを理解してもらう為にも、まずFuelPHPを知ってもらわないとな、と思いました。
ブースの様子を写真にとってもらいました。