名古屋発電子書籍セミナーに参加しました。名古屋市千種区にあるコワーキングスペースタスクールで開催されました。
講師の小見勝利さんは、電子書籍出版プロデュースを行っており、受講生約30名が実際に電子出版されているそうです。商業出版のプロデュースも行っているそうです(高田稔さん、高野美佳さんなど)。
アマゾンの市場ですが、小見さんによると約10%だそうです。参考として紀伊国屋書店が5%、という数字もでていました。アマゾンキンドルで出す理由としては、市場が大きい、だけでなく、キンドルに集中させたほうがランキングで有利になる、という話がありました。
電子書籍で儲かるのか?
電子書籍で儲かるのか?というのを気にする方も多いでしょう。日本で電子書籍の印税が一番多い人で一千万円ぐらいらしいです。(どんなジャンルなのか、何冊だしたのか、は言及が無かったと思われます。)電子書籍だけで生活していく、というのは不可能ではないにしろ、かなり大変そうです。アメリカだともう一桁大きいそうなので、英語で電子書籍出版すればだいぶ状況が良くなりそうです。
電子書籍の先を考える
電子書籍単体でビジネスにすることを考えるのも一つの方法ですが、電子書籍以外とも絡めていくのが良さそうだな、と思っていました。私個人は電子書籍から紙の書籍へステップアップというのが一つあるかな、と思っていました。
電子書籍発のビジネスとして紹介されていた事例が面白かったです。
シングルマザーが双子を育てながら5年で500万円貯めちゃいました!を出版した結果、講演に繋がったらしいです。
美肌ごはんin台湾 (美肌食シリーズ)は、実際に台湾ツアーが実行されたらしいです。
電子書籍から海外ツアーまで発展するのは非常に興味深いですね。電子出版がしやすくなったので、今後は電子書籍を出発点とするビジネスも増えて行くかもしれません。電子書籍を作るだけでなく、その先も考えていくのは大変かもしれないですが、わくわくできることでもあるな、と思いました。