WordCampTokyo2014に参加しました。名古屋からだけでなく、さまざまな地域から参加者が集まり、交流できるイベントでした。
名古屋から東京へ移動する
移動手段は2014年版 Road to WordCamp from Nagoya to Tokyoでいくつか紹介しました。秋の乗り放題パスも魅力的だったのですが、台風により土砂崩れが発生して東海道線由比~興津間が不通なので、結局「ぷらっとこだま」を選択しました。
アンカンファレンスを中心に
今年のテーマが「これから」ということで、新しい技術の話がいくつかあるなど、聴きたいセッションはたくさんありました。しかし、あえて今回はアンカンファレンスを中心に参加しました。新しい技術の話は、後日スライドを見て実際にコードを書く、という方法でも、部分的にフォローアップできます。しかし、アンカンファレンスは、その場に参加することで得られるものが、セッションよりも多いように思います。
10:00~「勉強の仕方を教えあう」
「勉強の仕方を教えあう」という内容のアンカンファレンスでした。勉強方法、情報収集方法について、が主なトピックです。
参加者の方から出た意見では、「勉強会に参加する」「地域になければ、小規模でもよいので、自分で開催してしまう」というものでした。勉強会に参加することで、つながりができ、教えあうことができる、というものです。一人(or一つの会社)ですべてを勉強するのは難しいですから、この案は優れているとおもいます。今日明日すぐに役立つ、という方法ではなく、最低でも数ヶ月から一年ぐらい勉強会に参加してみる、という地道な方法です。なので「今すぐ役立つ方法が知りたい!」という方には物足りなかったかもしれません。
11:00~「必ず押さえておきたい、今すぐできるセキュリティ対策」
「セッションを聴いたら、すぐに実行できる」という観点で選びました。(「セキュリティ対策でやるべきこと20選」などとやっても、セッション参加者が実際に実行しないのであれば、それほど意義はないかな、と思ったので。)内容に関する補足をWordCamp Tokyo 2014 で「必ず押さえておきたい、今すぐできるセキュリティ対策」に登壇しましたに書きましたので、そちらをごらんください。
13:00~座談会「必ず押さえておきたい、今すぐできるセキュリティ対策」
参加者は多くなかったですが、その分、セッションでは取り上げなかった、より突っ込んだ部分を話すことができました。「本番サイトをいきなりバージョンアップしたくは無いが、どうするか?」「ネットワークのレイヤーでアクセス制限する方法」「WordPressのプラグインでECサイトを作るのはどうか?」「ハッキングされた場合、サーバーを移転すべきか?」等を議論することができました。
14:00~座談会「【基調講演】アプリケーションプラットフォームとしての WordPress」
Joey Kudishさん(Automattic社のエンジニア)を囲んでの座談会。WordPress APIの話に加え、高橋文樹さんが「WPに著者一覧が無いので、自分で作った話」などをしていました。後半はAPIの話からは外れて、Automatticの話(リモートワークの話、社員が何人いるか、どこで収益を上げているか、など)、PHP5.2をいつまでサポートするのか、などを話しました。
15:00~スポンサーブースを回る
WordCampの趣旨に賛同してくださったスポンサーの方々のブースを回りました。(弊社もスポンサーはしましたが、ブースは出していません。)いくつかのスポンサーとは、かなり突っ込んだ話ができました。こういった機会は、WordCampならではかもしれませんね。
18:30~懇親会
鎌田から川崎まで移動しての懇親会でした。移動しなければならないのは面倒ですが、その代わり、参加者全員が大きな部屋に入ることができました。このため席を移動して交流する、ということがやりやすかったと思います。懇親会でのLT(ライトニングトーク)はなく、いろいろな人と話す時間が多くありました。(私は一次会までだったので、一次会で話す時間が多かったのは嬉しいです。)
次回も参加したい
次のWordCampの日程などはまだ分からないですが、参加したいと思います。