WordPress専用のバックアップサービスに VaultPress というのがあります。企業のウェブサイト等では導入しておくと、いざという時助かる可能性が高くなります。今回は個人アカウントをVaultPressに作成しSova WPに導入してみた報告です。

WordPressセキュリティを考える会　第7回でも少し触れたいと思います。

VaultPressに登録する

まずはVaultPressに登録します。wordpress.comのアカウントがあると楽です。

wordpress.comのアカウントと連携します。

クレジットカード等の支払い情報を登録します。

カード情報をチェックしているようです。（下の画面の状態で、しばらく待つ）

バックアップを実行

バックアップを始めたところです。プログレスバーが100％までいけば完了です。

バックアップ完了すると、下のように結果が表示されます。

復元（レストア）用に接続情報を記入する

VaultPressでは、自分のWordPressがダメになったときに復元できるように、サーバーへの接続情報を追加することができます。

SFTPの情報を記入し、接続テストしてみました。

復元まで自動化できるのは楽ですが、半面、接続情報を外部に預けてしまうので注意が必要です。VaultPressからデータが漏れると、接続情報も盗まれる可能性があります。

バックアップデータをダウンロードする

バックアップデータは、VaultPressの管理画面からダウンロードすることができます。

WordPress専用、というだけあって、WordPressにアップロードしたファイルとデータベースの情報とを一度にバックアップ／ダウンロードできるのは嬉しいですね。

Sova WPにもバックアップ機能はある

Sova WPでも、バックアップ機能が標準で用意されています。VaultPressも導入する事で、バックアップを二カ所に置いておくことになります。この辺はコストとの兼ね合いもありますね。今回はテストも兼ねてSova WP + VaultPress を試してみましたが、個人ブログであれば、一カ所でバックアップしておけば十分、という判断もあるかもしれません。
もし、サーバー会社ではバックアップをしていない、という場合は、VaultPress のようなサービスだと楽かもしれませんね。