OSC(オープンソースカンファレンス)東京で少し紹介しましたが、Novius OSの現在開発中の機能として、用語集があります。
用語集は、以下のような仕組みで動きます。
- あらかじめ辞書として対訳を用意しておく
- ホームページのタイトルや本文中に出てくる単語を調べる
- 対訳がある単語は、管理画面に訳語を表示する
上の画像では、タイトルにChibaが入っています。また本文にはBerlinが入っています。なので管理画面の右サイドバーにある翻訳用語の欄には、
Berlin : ベルリン
Chiba : 千葉
と表示されます。
単語の完全一致のみ検索対象
単語の判定は、完全一致です。なので、単数形複数形のようなものには対応していないです。
初期開発時点での私の想定モデルとしては、「人名、地名、会社名、ソフトウェア名などの表記揺れを防ぐ」だったこともあり、この形でスタートしています。WordCampで、「Matt Mullenweg」をカタカナ表記する、DrupalCamp JapanのはっぴでDrupalをひらがな表記する、といったことがありました。このようなときに、この用語集アプリケーションがあれば、表記を確認できます。ホームページ運用担当者が何人かいるような場合でも表記揺れが生じにくいようになります。
今後追加を検討している機能
現時点では、対訳はあらかじめファイルに書いておく、という形式です。GUIで対訳を作成する機能はNovius OSで提供していません。またCSV等から対訳データを取り込む機能もありません。なので、この辺りを整備したら、かなり使い易くなると思います。
[…] また、現時点では開発中の機能ですが、ホームページのタイトルや本文に出てくる単語の訳語を表示する、用語集アプリケーションを作っています。あらかじめ用意しておいた用語集の […]