PHP技術者試験認定証＆認定カード＆ステッカーが届きました。

特定非営利活動任意団体PHP技術者認定機構の実施している民間資格です。2011年夏時点では初級試験のみですが、2012年には上級試験とウィザード試験が開始予定です。

初級は初めてのPHP5が教科書です。上級はプログラミングPHP 第2版を中心に出題されます。

初級試験は、教科書に沿った出題で、万遍無く知識および技術を測定するという印象を受けました。PHPとWEBの基礎知識を認定する目的には良いでしょう。データベースの問題もありました。最近のウェブサイトはCMSの活用等でデータベースを使うことが増えているので、データベースの学習も必要でしょう。「初級」という名称の割には難しいと思いますが、デザイナーが取得すれば仕事の幅が広がると予想されます。

試験はコンピュータを使用して行います。プロメトリックで申し込みして受験します。受験会場や時間を自分で選択できるので、受験しやすいと思います(詳細はPHP技術者認定試験会場を参照)。

難点をあげるとすれば、教科書自体が古いため現状にそぐわないであろう出題がいくつかあった、正答率70%で合格は甘すぎる、といったところでしょう。

初級試験は実務で使っている人なら特別な準備はいらないと思います。しかし、上級試験はかなり手強そうですね。教科書をよく読んでおく必要があるでしょう。私もPHP上級試験の教科書のまとめを書いています。オブジェクト指向やデータベース関係を重点的に学習しておこうと思います。