php snippet for theme designersプラグインを更新しました。
このプラグインは、WordPressのテーマ編集時に使うかもしれないPHPコードを、管理画面上に表示します。テーマファイルにペーストするだけでカスタマイズを進めていくことができます。
記述ミスを防ぐ
WordPressは、PHPを使ってカスタマイズしていきます。自由度が高く、柔軟なカスタマイズが可能です。しかし一方で、閉じタグを忘れる、といったミスでもエラーになり、真っ白な画面になってしまいます。
このプラグインを使うと、<php ?>といった記述も含めたコードが表示されます。記述ミスのリスクを大きく減らすことができます。
コメントも含めたスニペット
管理画面に表示されるスニペットは、単なるコードではありません。下記のようなコードです。
<?php echo esc_url( get_permalink ( '2' ) ); // page: about ?>
コメントには、このリンク先が固定ページであること、ページスラッグが aboutであること、が記述されます。テーマを後から見直したときに、どのページへのリンクなのか、が分かりやすくなっています。
if文のスニペットも、下記のように表示します。
<?php if ( is_page ( '10' ) ): // page: recruit ?> <?php endif; // is_page( '10' ) page: recruit ?>
if文の中にたくさん記述した場合でも、ifの開始と終了の対応が確認しやすくなっています。
JavaScript/CSS
今回のバージョンアップでは、wp_enqueue_script
とwp_enqueue_style
を使って、テーマで使うJavaScript/CSSを登録するスニペットを追加しました。
SPL(Standard PHP Library)にあるDirectoryIteratorクラスを使うことで、特定のフォルダ内の.jsや.cssを検索するようにしています。
現時点では、「有効化されているテーマ」決めうちですが、次のバージョンアップでは、テーマを有効化する前にコードスニペットを生成できるように計画しています。